先日、41歳になりまして。
歳を重ねる度に「こんな○○歳になるはずじゃなかった…」と、つい呟いてしまいますがそこには悲観はなく、単に想像していた未来とは全く違う人生だなという、ただそれだけ。色々ありますが、そこそこ愉快な道を歩んでおります。
幸い仕事でもプライベートでもそれぞれに素敵な年上の女性の背中を見ているし、20代より30代、30代より40代と遊ぶ能力が上がっていて、行きたい場所も食べたいものも読みたい本も聴きたい音楽も観たい映画も尽きないので、昔に想像していた以上に楽しい今です。
昨年は節目の歳だったということもあり、このテーマを。
『背伸びして買いたいもの』
30代になった時は、大人として良い物を持ちたい!という欲と、まだ早いのでは?持っても似合わないのでは?という気後れのせめぎ合いがありましたが、昨年、40代に突入した時にやっと大人な良い物を持っても許されるような感覚があったので、身の周りの小物を大人仕様にしよう決めました。
財布
20〜30代は長財布を使っていました。
社会人になってからはLV→ボッテガ→YSL→YSL→J&Mという女性誌のブランド財布特集のようなラインナップを渡り歩いていて、それぞれに大好きだったのですがお金よりもレシートとポイントカードがパンパンに入っているという完全なるダメ財布でした。
無駄を削ぎ落としたほうが大人だし、電子マネーを使う機会も増えたので、今回からミニ財布にシフトチェンジ。
色々悩んだ結果、MARNIの三つ折財布を購入。カーキの色合いと朱色の縁どりが漆塗りっぽくてお気に入りです。
今の自分にとても合っている気がします。
カード&キーケース
定期と鍵が一緒に持ち歩けるものをずっと使っています。
kate spadeをずっと使っていたけれど、甘さとサイズを抑えたくてJIMMY CHOOに買い替えました。図書館カードや診察券などの必要最低限のカード類もこれに入れています。
時計
周りの友人達は30代を迎えるタイミングでROLEXなどの一生物の時計を手にしていましたが、当時の自分には恐れ多い気がして手が出せませんでした。
そこで30歳になった時に買ったのはXCの電波時計。電池交換しなくてもいい所と無駄のないデザインに惹かれました。
この時計は30代をほぼ共に過ごした戦友。本当に本当に愛用しました。
写真が下手…現物のほうが素敵です…
しかしですね、一生物の時計となるとXCではないわけでして。
どういう刷り込みがあったかは覚えていないのですが、昔から私にとって大人の時計といえばこれ。背伸びして買いたいものはCartierの腕時計。
どのシリーズにするかはとても悩みましたが、センスが良く良い物を沢山知っている友人に相談したら、ABはこれじゃない?と提案されたのがバロンブルーという型。確かに自分ぽい。そんな彼女の腕にはCartierのドゥモワゼルが光っているのでした。素敵…。
こちらは全く腹が決まらずにまだ躊躇していますが、今年中には絶対買うと心に決めています。
10年後には身体の一部のようにしっくり馴染んでいますように。