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4/13小林研一郎80歳(傘寿)記念&チャイコフスキー生誕180周年記念 チャイコフスキー交響曲 全曲チクルスBプロ

小林研一郎80歳(傘寿)記念&チャイコフスキー生誕180周年記念

チャイコフスキー交響曲 全曲チクルス Bプロ

2021年4月13日 19:00 サントリーホール

指揮:小林研一郎

管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団

【プログラム】

チャイコフスキー交響曲第2番「小ロシア」

          交響曲第5番

 

仕事終わりに行ってきました。サントリーは昨年12月の庄司紗矢香さんのリサイタル以来。オーケストラの生音は2月の新国バレエ以来。

昨年行われる予定だった炎のコバケンチャイコ祭りは一年延期されて傘寿+1歳での開催。

P席近くにあった炎と書いてある垂れ幕がインパクト大。

 

演奏は本当に素晴らしかった!!!!

こんなに指揮者とオケの一体感がある演奏はなかなか聴けない。

2番もまとまりがあって、素朴な温かさがあってとても良かったのですが、やはり5番は最高でした。音楽の熱の伝わりがすごいし、オケ全員がコバケンの音楽に対する意図を隅から隅まで汲み取って音を出していて、お互いの信頼感と一体感が素晴らしかった。

特に5番2楽章のAndante cantabileは繊細で美し過ぎて鳥肌が...終わった時に思わず胸を手で押さえてしまった。

小林マエストロは軽やかに小走りで入退場されていて、まだまだお元気。最後のスピーチでは、無理かもしれないが90歳になってもこのようなこと(演奏会)ができればいいと仰っていて、本当に実現して欲しいと心から願っています。

小林マエストロが振る演奏会はいつ行っても、オケも客席もコバケン愛に溢れているのだけど、この日も熱いお客さんばかりで、愛が伝わってきて幸せな空間でした。